2021/03/15 差額20円と貧乏と喫煙の話

今日の日記はさらっといきます。特に掘り下げることもない日常なもので……。

キャベツが一個80円で買えるところを知っていたのに、100円のキャベツを買ってしまった。80円で買えるところの方が、身が詰まっているの多かったし、もうコレはダメ。スーパーを周回している間、負けた気がしてどうしようもなかった。どうしてあの時、キャベツを買ってしまったんだ……。今の生活で20円の差額が生活に響くわけでもないのですが、それでも悔しい。

「今の」ということで、やべー貧乏自体があったことを察してほしい。そのころ、一日一食で、しかもそれが、炊いたご飯とコンビニの100円で売っているキャベツの千切り。やばいね。肉とか魚とか、同伴でしか食べてなかったな。他人にご飯を奢ってもらうことに何の違和感を感じなかったので、やっててよかった水商売。

周りの人だと、同じようにそれでなんとか明日の飯を稼いでいる人が多かった。その人たちも同伴が頼りだと言っていた。個人がやっている隠れ家的なレストランから、チェーン店まで、ご飯を食べさせてくれるなら、誰でもよい。……嘘ついた。「自分の身に危険を及ばさない」素敵なおじさま(たち)が一番いい。お金をもっていればなおさらいい。そんな素敵な人に、出会える人はすぐに出会える。出会えなくとも、よっぽどバカじゃないかぎり、いる。

しかし、そのよっぽどのバカは私の後輩にいた。今でも素敵なおじさまには出会えていない。一人いるが、その人も他の女の子の金魚のフンの代わりに連れて行ってもらっているだけだ。それでいいのか、水商売一年目。普通に働いていたら、多少、お客様を呼べるんじゃないか……。でも、呼べない理由もよくわかる。ある日訪ねてきたその質問に彼女のすべてが詰まっていた。
「どうやったらそこまで痩せるんですか?」
実家住まいで、今日もお母さんが手作りしてくれたトンカツを食べてきた、と言う、下手な化粧で顔をテカテカさせた彼女は何度も私に聞いてくる。お客様の前でも聞いてくる。そんな、無神経で、LINEのメッセージも適当で、お酒作りも下手な彼女は、今も素敵なおじさまに出会えていないと聞いている。まぁ、当然だわな〜〜〜。

最近、紙巻きタバコから発見したiQOSにチェンジしたら、行き来しているうちに、どっちも不味くなった。無理に吸う必要もないので「どうせなら禁煙してしまおうか」と今は寂しくなった口のために四六時中、キャンディを舐めている。そもそもタバコを買う500円があれば、キャベツが5個買えて、浅漬けやザワークラウトを作れる。20円よりも、一日を生きるためのキャベツの量を考えると、そっちの方がずっとオトクになる。

禁煙については始まったばかりなので、またお知らせします。

今日もお疲れさまです。

ナマケモノ

ナマケモノ

熱帯雨林で爆睡中

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